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【ポーカー】アクションの基礎について

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アクションを覚えることは非常に大切です。

その理由は2つあります。

1つ目は、ゲームの進行をスムーズにするためです。

ポーカーは複数人で行うゲームで、多い時は1テーブル10人で進行することもあります。

そんな時に進行を妨げず、スムーズに行っていくためにもアクションを覚えることは非常に大切なことなんです。

2つ目は、学習の理解度を高めるためです。

ポーカーをするうえで、少なからず上手になりたい!と思っている人は多いと多いと思います。そんな時YouTubeの動画やWebサイトで勉強をすると思いますが、その時にアクションが分からないと理解できるものも理解できないですし、上達スピードも遅くなってしまいます。

以上のことから、アクションを覚えることはこれからポーカーをしていくうえで非常に大切なことなんです!

目次

フォールド

 フォールドとは、「ゲームから降りる」ことです。

 日本のアミューズメントカジノでは、「ダウン」と言っている人も多いような気がします。

 騒がしいお店では、「フォールド」は「コール」に聞こえるため、分かりやすいようにダウンと言うようにするのが良いかもしれません。また、海外では「ダウン」が通じないことも多く、シンプルにカードを前に出すのがよいです。

チェック

 チェックとは、「チップを一切賭けずにアクションをパスをする」ことです。

 フォールドとは違い、ゲームから降りるわけではなく、今は賭けないというアクションです。一般的には弱気のアクションと受け取られることがありますが、中には強い役が完成しており、相手に降りてほしくないためにチェックする、いわゆる「潜り」「罠」の場合もあります。

ベット

 ベットとは、「チップを賭ける」ことです。自分より前に誰もベットしていない状態で、自分が最初に賭けることを指します。プリフロップの状態(2枚のハンドが配られただけの状態)では、すでにブラインドが発生しているためベットではなく、レイズになることを注意しましょう。

レイズ

 レイズとは、「賭けられている額に上乗せして賭ける」ことです。

 ベットに対して上乗せすることをレイズ、レイズに対して更に上乗せすることをリレイズ(3bet)、リレイズに対して更に上乗せすることをリリレイズ(4bet)と言います。一般的には、強気のアクションとして捉えられます。

コール

 コールとは、「賭けられている額と同じ額を出す」ことです。

 事前に行われたベッティングアクションと同じチップを出すことです。一般的にレイズするほどではないハンド、という風に少し弱気のアクションに受け取られることがあります。

オールイン

 オールインとは、「チップを全て賭ける」ことです。テキサスホールデムでは、ゲームに参加し続けるためには、誰かのベッティングアクションに対し、最低でもコールしないと参加し続けれません。しかし自分の持っているチップ量が、コールできる額に満たない場合、オールインすることで下りずに参加し続けることができます。ただし、自分が出したチップ量までが自分の勝負に対する見返りとなり、それ以上のチップは、残る参加者同士で争うことになります。

応用編ーアクションの組み合わせによる戦略ー

こちらでは少し応用として、アクションの組み合わせの戦略について解説します。

チェック×コール

 自分が相手より先にアクションするポジションの時に、チェックのアクションを取り、相手からのベットに対してはコールをする、という意味です。

 ハンド自体は微妙ではあるが、ショーダウンする価値あるハンドの場合や、相手のブラフをキャッチするために行うことが多いアクションプランです。

 例えば、自分は2ペアの役が完成している状態で、ボードに4枚の連続した数字が並んでいる場合などです。相手にストレートを作られている可能性もありますが、勝っている可能性もそれなりにある場合に行います。相手がストレートを装ったブラフをしてきた時に利益を増やすことができます。

 もちろん、相手がストレートを持っている可能性もそれなりにありますが、もしストレートであれば、自分が先にベットした場合レイズされていたことになり、それにコールすると損失が非常に大きかったことになります。

チェック×レイズ

 チェックレイズは、自分は一度チェックし、相手のベットに対してレイズするという非常にアグレッシブなアクションプランです。

 強いことを隠していたことになり、相手に大きなプレッシャーを与えたり、以降のゲームでチェックに対して安易にベットされることを防いだりすることができます。

 ただし、自分がチェックした後に相手もチェックするという可能性もあるため、相手がドローの時に安全に次のカードを見に行くチャンスを与えてしまうことがあるので注意です。

チェック×フォールド

 チェックフォールドは、自分はチェックして相手にもチェックしてほしい(ショーダウンしたい)けれど、もしベットされれば降りる、というアクションプランです。相手にベットされた場合、ほとんど負けているであろうと判断できる場合に行います。

 例えば、自分はボトムヒットをしているけれど、相手に打たれた場合、自分よりも上のペアを作られているかそれ以上の役が完成しているだろうと判断してフォールドします。

 最も消極的なアクションプランですが、損失を最小限に抑える手段としては最適です。

ベット×フォールド

 ベットフォールドは、自分がベットして、相手にレイズされたら降りる、という意味です。一見矛盾しているように見えますが、このようなアクションプランが合理的となるシチュエーションは存在します。それは僅差で勝っているか、大幅に負けているかのどちらかの局面です。

 例えばペアボードで低めのスーテッドコネクターでフラッシュを引いて、リバーでバリューベットすると、相手にレイズされた場合などです。相手プレイヤーやスタック、その他のシチュエーションによりますが、この状況でレイズできるのは上のフラッシュを持たれている場合かフルハウス等しかありえない、と高い確率で判断できる場合にフォールドします。

 しかし、相手にストレートや2ペアが入っていた場合に大きく稼ぐことができるため、チェックコールではなく、ベットフォールドというアクションプランを選択します。

まとめ ポーカーの基礎をしっかりと覚えましょう

 以上のように、アクションの基礎をしっかりとマスターすることで、様々なアクションプランを立てることができ、プレーの幅が大きく広がります。

 まずは、アクションの基礎をしっかり習得し、実践で慣れていきましょう!

 そして、慣れてきたら組み合わせてみてアクションプランを試してみましょう!

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